県警は16日、2018年の県内の特殊詐欺被害状況(暫定値)を公表した。件数は前年比48件減の24件、被害額は同7840万円減の7748万円で、特殊詐欺として統計がある12年以降でいずれも最少となった。コンビニエンスストアなどによる水際対策が奏功したとみられるが、自宅でキャッシュカードをだまし取られたり、すり替えて盗まれる手口の被害が増えており県警は注意を呼び掛けている。

 県警によると、架空請求詐欺は前年比32件減の12件と大幅に減少。メールで未納料金を請求し、コンビニで電子マネーを購入させる手口が依然多く、訴訟を示唆された被害者もいた。

 おれおれ詐欺は同7件減の8件。このうち警察官らをかたり、キャッシュカードをだまし取られる手口の被害は5件に上った。18年1月には盛岡市の70代女性が息子をかたる男らから約3700万円をだまし取られた。