陸前高田市の若手農業者8人は16日、新規就農者らが農業の知識や技術を高め合うグループ「陸前高田食と農の森」を立ち上げた。農業で自立できるよう食に携わる異業種と連携して経営ノウハウを学び、農業と食産業双方の発展や地域の活性化を目指す。

 同市米崎町の総合営農指導センターで設立総会を開き、規約や役員を決定。グループ名は、自然豊かな陸前高田で多様な経営方法を模索していく思いを込めた。東京農業大の門間敏幸名誉教授が「三陸型園芸産地をどう創るか」をテーマに記念講演し、市内の農業者ら約30人が耳を傾けた。

 グループは、イチゴを栽培する同市横田町の松田俊一会長(34)が、仲間を増やし経営を続けるヒントを得ようと声掛けして結成。会員は米崎リンゴやショウガ、イチゴ、キュウリなどを栽培している。