16日の県内は、冬型の気圧配置の影響で曇りや晴れとなった。山田町豊間根の木村商店(木村トシ社長)では、人気商品「いか徳(とっく)利(り)」の乾燥作業が最盛期を迎えている。

 同日は木村社長(74)の妹で工場長の佐々木茂(しげ)さん(70)が青空の下、約130本のとっくりを回転機につるした。素材には真イカを使用。寒風にさらすとうま味が凝縮され、透き通ったあめ色に変わる。

 佐々木さんは「イカの不漁が続いているが、何とか伝統の技をつないでいきたい」と前向きに励む。