平泉町平泉の毛越寺(藤里明久貫主)で五穀豊穣(ほうじょう)を願う新春祈※(きとう)が始まり、農作物の作柄を占う作様(さくだめし)では、「全体的に豊作」との予測が出た。最終日の20日の「二十日夜祭(はつかやさい)」に向けて、同寺常行堂に祭られる作物の神・摩多羅神(またらじん)に奉納する国指定重要無形民俗文化財「延年舞」の総稽古も行われ、僧侶らが心一つに法要や練習に励んでいる。

 15日は藤里貫主が摩多羅神の前で木箱からおみくじを引いて今年の作況や天候を占った。同寺常行堂で僧侶11人が読経。藤里貫主が作物ごとに木箱を振ってくじを引いた。くじは一分から十分まであり、農作物は数字が大きいほど豊作とされる。

 結果は、稲のわせ七分、中手六分、おくて七分。大麦が九分、小麦が六分、大豆が八分、小豆が七分、タバコが七分、蚕は春が五分、夏が五分、秋が四分だった。天候は雨が八分、風が九分だった。

※は、示へんに「壽」