JR東日本は、東北新幹線盛岡-新青森間(178・4キロ)の最高速度を時速260キロから320キロに引き上げる方向で検討している。実現すれば最短47分を要している運行時間が数分短縮する見込み。防音設備の強化と予算確保が課題で、JR東は国などと今後協議を進める。

 JR東によると、速度引き上げに向けて防音壁のかさ上げや吸音板の設置など運行時の騒音対策を講じる方向だが、工期や事業費は調査中。

 東北新幹線の盛岡-宇都宮間では現在、主力車両の「E5系」が最高速度320キロで走行。一方、盛岡以北を含む全国5カ所の整備新幹線区間は全国新幹線鉄道整備法に基づく国の整備計画に従い、最高速度を一律260キロで走る。速度性能が優れた新型車両を投入しても、騒音対策は計画策定当時の水準のため、速度を抑える必要がある。