滝沢市の精密機械部品加工・小林精機(資本金3500万円、小林要社長、従業員約120人)は年内に新工場2棟を建設し、生産能力を1・5倍に強化する。大量の受注を効率的にこなす高度なシステムを導入し、少量多品種と量産のいずれにも対応。電気自動車(EV)や半導体製造装置部品などの市場拡大を捉えて業容拡大する。

 2棟はともに大釜風林地区の敷地内に鉄骨平屋で建設し、第4工場(延べ床面積約300平方メートル)は今月内に、第5工場(同1200平方メートル)は6月に完成する。総事業費は約4億円。雇用は2021年度をめどに10~20人増やす。

 多様な部品に対応できる新型の金属加工機を備え、半導体製品の搬送装置や医療分析装置の部品、大手自動車部品メーカーに納入するEVなど環境対応車のバルブ部品を増産する。加工工程には産業用ロボットも取り入れて作業の省力化も図る。

 さらに、切削加工の完全子会社コバテック(盛岡市みたけ、従業員4人)が第4工場に移り、増産態勢を固める。