北上市村崎野の国道4号交差点で昨年12月に発生した飯豊小2年男児の死亡事故を受けて11日、警察や道路管理者などが事故現場周辺の道路環境の合同点検を行った。地域での見守り活動も強化される見込みで、ハード、ソフト両面で悲劇を繰り返さないための取り組みが広がっている。

 合同点検には県警本部や北上署、岩手河川国道事務所、県、北上市、同校から8人が参加。現場は北上工業団地に近く、1日を通じて大型トラックなどの交通量が多い。事故は下校中の男児が横断歩道を渡っていた際、左折してきた大型トラックに巻き込まれ亡くなった。

 多くの花束が手向けられている現場周辺で、参加者は街路樹による視認状況や交差点の形状などを確認。「運転手が交差点全体を見渡せるように停止線を下げたらどうか」「横断歩道をずらしては」「歩行者に停止や周囲確認を促すよう地面に足形をペイントしては」などの意見が出た。歩行者用信号は、青点灯と同時に渡り始めた大人でもゆっくり歩くと渡り切る前に点滅。青の時間の延長を求める声が上がった。