陸前高田市気仙町の今泉地区に、幸せを願う黄色いハンカチが戻った。東日本大震災の後に屋外で掲揚を始めた菅野啓佑(けいすけ)さん(76)は、周辺の土地区画整理事業のため4年余り中断していたが、念願の自宅再建を機に再開した。11日で震災から7年10カ月。ようやく本格化した復興まちづくりの着実な前進を願う。

 10日午前、青空に高くそびえる木製の塔に整然と並ぶ27枚の黄色いハンカチ。「希望」などの力強い文字が、寒風に翻った。