自動車部品製造の高木工業所(愛知県豊田市、資本金3772万円、高木健社長、従業員約220人)は、一関市滝沢の一関工場を拡張し、小型車用部品の生産を強化する。同工場は高性能プレス装置などで多様な量産部品に対応できる東北有数の拠点。今年11月ごろには県内でも珍しいプレス工程の自動化ラインを備えた新製造棟を稼働させ、従業員を約10人増の約60人に増やす。

 工場敷地内に設ける新製造棟は鉄骨平屋で床面積約2500平方メートル。3月に着工し、事業費約7億円を見込む。自動車のボディー部品やバッテリー関連部品などを製造する。

 高木工業所の工場拡張は東北で進むトヨタの小型車生産拠点化の動きを捉えた対応で、今後は本県で金型の設計・製作も担う方針。高木社長(55)は「東北で顧客の信頼を獲得し、地場企業との取引拡大にもつなげたい」と強調する。