三陸沿岸道路の山田南インターチェンジ(IC)-大槌IC間(8.0キロ)が12日に開通するのを前に、釜石署と宮古署などは9日、大槌町大槌の大槌IC周辺で住民対象の交通安全講習を実施した。大槌、山田両町の高齢者ら約50人が参加し、逆走防止や緊急時の退避方法などを学習。地域の念願だった「復興道路」での安全運転を心に刻んだ。

 現地で県警高速隊員らが指導。逆走防止のため、ICなどで案内標識や道路上の進行方向を示す矢印をしっかり見ると確認した。逆走したら端に寄って車を止めることなども学んだ。

 本線上では、参加者が車両の故障や事故発生時の対処法を実践。三角表示板や発炎筒を使ったり、非常電話で車両の状況や位置を伝えることも体験した。緊急時には車線から離れ、ガードレールの外側など安全な場所への避難を徹底することも再確認した。