追い続けた夢の一歩を踏み出す。サッカーJ2の山口に入団が決まった釜石市出身のDF菊池流帆(りゅうほ)(大体大4年、釜石中-青森山田高)は10日からチームに合流する。釜石市などによると、同市出身のJリーガー誕生は初。これまで経験した試練を乗り越えた精神力を武器に「2月のシーズン開幕戦から出場を目指す」と誓う。

 188センチ、80キロ。当たり負けしない体の強さに加え、闘志を前面に出し仲間を鼓舞するのがプレースタイル。昨年11月、チームに呼ばれ、練習試合での動きを見た霜田正浩監督から「一緒に上を目指そう」と誘われた。

 菊池にとって現在地はまだ通過点。「サポーターに愛される選手になり、将来は欧州のビッグクラブに入りたい。有名になり、何らかの形で釜石のために恩返しできる人間になりたい」と大志を胸に抱く。