正月気分は抜けたが、財布のひももウエストも緩んだままだ。遠出せずとも、家族が集う食事に訪問先への土産、お年玉。遅い時刻に出掛けた初売りで「残りものには-」と福袋を買った

▼煩悩が多いせいか、願い事も多い。寒風にさらされながらの初詣は、きびすを返したくなる心を戒めつつ列に並んだ。たどり着いた拝殿の前でせかされるように手を合わせ、1年の平穏を祈願。縁起物を求めた

▼現金でのやり取りが当たり前と思われていた場所でも、キャッシュレス化が進んでいる。スマートフォンでQRコードを読み取ったり、カードをかざして、電子マネーのおさい銭を受け付ける神社もあるという

▼訪日外国人客への対応ばかりではないだろう。政府が旗振る中、スマホ決済サービスへの参入企業も相次ぐ。導入店舗が身近に増えるにつれ、便利さやポイント目当てに、電子マネーを使う機会が確かに増えた

▼持ち歩くカードが多い財布はいつも膨らんでいる。レシートもたまる。例年は三日坊主の家計簿を、手書きとスマホアプリの二刀流で始めてみた。レシートを撮影するだけで支出管理できる手軽さに感激もする

▼さて、手渡せなかったお年玉があり、書留で送った。何やら違和感。せめてもと、お守りを添えた。そのうち小遣いもキャッシュレスになるのだろうか、と思いつつ。