宮古市の黒森神社に本拠を置く国指定重要無形民俗文化財の黒森神楽(松本文雄代表、神楽衆16人)は、2月にポーランドとハンガリーの計3カ所で神楽東欧公演を行う。両国との外交の節目を祝う事業で、340年以上続く郷土芸能を世界に発信しようと舞い手たちは士気を高めている。黒森神楽の海外公演は7年ぶり4回目。

 公演は、ポーランド国交樹立100周年、ハンガリー外交関係樹立150周年を記念した事業で国際交流基金(東京都)が主催。

 公演には神楽衆約10人が参加し、「榊葉(さかきば)」「松迎」「山の神」などを上演する予定。会場では映像や写真による黒森神楽の概要や演目のほか東日本大震災の復興へ向けた役割なども紹介。2017年に制作した長編ドキュメンタリー映画「廻(まわ)り神楽」も上映する。