ラグビーワールドカップ(W杯)2019組織委員会は、釜石市で試合が行われるW杯の公式ボランティアの面接会を9日まで、同市大町の市民ホールTETTO(テット)で開いている。3日間で県内外の17歳から80代まで計400~500人が参加予定。大会成功を願うボランティア希望者が集った同市内は、約1年後に迫った開幕に向けて熱気が高まっている。

 報道公開された8日は、参加者が活動内容などの説明を受けた後、適性などを見るグループワークやラグビー体験などを行った。

 同市甲子(かっし)町出身で花巻市材木町の団体職員林崎英二さん(45)は、かつて日本選手権で7連覇を果たした新日鉄釜石の練習や優勝パレードを見て育ち「小さいころからラグビーは身近な存在」だ。古里での開催を喜び「復興支援への感謝、日本の文化を発信したい」と意気込む。

 全国では約3万8千人が応募。抽選通過者が面接に参加し、同組織委が1万人超に絞り込む。2試合を行う釜石会場の採用予定人数は400~800人で、組織委によると、釜石会場は釜石地域外からの応募者が多い。東京都小金井市の日本語教師柿沼美香里さん(54)は「来場者には災害対策や岩手の多様な魅力も伝えたい」と意識を高めた。