【東京支社】JR東日本は12月から、大船渡線のバス高速輸送システム(BRT)専用道で、バスの自動運転の技術実証実験を計画している。

 陸前高田市竹駒町の竹駒駅周辺の約400メートルで実施する。自動運転実験用の中型バスを活用し▽時速40キロでの走行試験▽駅ホーム部の停車試験▽単線でのすれ違い試験-を行う予定。専用道には自動運転に必要な磁気マーカーを設置し、有効性も確認する。実験関係者のみの試乗を検討している。

 自動運転の技術は5段階に分けられ、同社は将来的に、特定の場所でシステムが全てを操作する「レベル4」を目指している。自動運転は事故時の責任を誰が取るかなどの法整備が課題となっており、同社広報は実用化の時期について「未定」と説明するが、「実用化も見据え、将来的には一般道との交差部での実験や運行速度の向上の実験も行いたい」としている。

 今回の実験は、新たな技術やサービスの開発を目指して同社が2017年に設立した「モビリティ変革コンソーシアム」による実証実験の一環。企業、大学、研究機関など128団体が参加し、ロボットや小型無人機ドローン活用などの新技術開発を検討している。