6歳未満に義務付けられているチャイルドシートの県内の使用率が49・8%(前年比10・1ポイント減)で、全国平均66・2%を16ポイント余りも下回ったことが、警察庁と日本自動車連盟(JAF)の2018年調査で分かった。子どもの安全に欠かせないものだが「近距離の移動なら大丈夫」などといったドライバーの危機意識の甘さは否めず、関係者は啓発活動に力を入れる。

 県内の調査は4月、子ども203人を対象に、雫石町の小岩井農場まきば園と盛岡市のイオンモール盛岡南の2カ所で実施。都道府県ごとに対象数が異なるため単純比較はできないが、愛媛県の38・6%に続き全国で2番目に低かった。17年は59・9%(同12・6ポイント減)。全国の使用率は徐々に向上している。

 年齢別では1歳未満71・4%、1~4歳56・3%、5歳18・4%。同シートを使っていない子どもは「車両シートにそのまま着座」か「大人用シートベルト着用」が多くを占めた。「子どもが嫌がるから」という声があるほか、成長に伴う買い替えの負担も使用率低調の背景にありそうだ。