奥州市は3日、地域おこし協力隊に台湾新北市出身の陳平芸(チンピンユイン)さん(26)を委嘱した。奥州市の協力隊員で外国人は初めて。台湾向け交流促進コーディネーターとして、地域の魅力発信や相互交流に力を入れる。

 交付式は市役所で行われ、小沢昌記市長が「現地の本音を引き出し、日本、奥州との懸け橋となれるよう頑張ってほしい」と激励。委嘱状を手渡した。

 陳さんは台湾東海大卒業後、2014年9月来日。岐阜県立森林文化アカデミーで木工などを学んだ。台湾とのゆかりが深い奥州市出身の政治家後藤新平を知り、地域への関心を高めたという。地域の里山、農村文化だけでなく「(何事も)究める日本の職人文化を伝えたい」と構想を描く。任期は最大3年。同市の協力隊員は陳さんを含め5人。