陸前高田市高田町の中心市街地で29日から2日間の日程で「まちびらきまつり」(実行委主催)が始まった。東日本大震災の大津波で壊滅的な被害を受けた土地をかさ上げ。新たな街並みは少しずつ形成されてきたが、今月に入りバス高速輸送システム(BRT)が乗り入れる交通広場が整備され、幹線道路や橋も開通。交通インフラ環境が大きく進展した。「多くの人が集うきっかけに」。震災からまもなく7年7カ月。市民の晴れやかな表情と歩調を合わせるように、陸前高田の新たな中心地は復興の象徴として、活力の創出を担っていく。(30日紙面で特集)

 ゼロからのまちづくりは大きな節目を迎えた―。陸前高田市高田町の中心部を東西につなぐ幹線道の一部、館の沖橋(橋長53メートル)の渡り初めが「まちびらきまつり」に合わせて行われた。中心市街地へのアクセスは大きく向上。参加者は復興事業の道のりに思いをはせ、活性化に向けた決意を新たにした。

 戸羽太市長があいさつした後、法被姿の園児たちが「たてのおきはし開通おめでとう」の文字が一つずつ書かれた紙を手に渡った。