八幡平市の新岩手農協花卉(かき)生産部会(立花賢生部会長)と、花卉の仲卸などを手がける薔薇(ばら)園植物場(兵庫県宝塚市、金岡信康社長)は、購入後10日間の花持ちを保証する「品質保証付きリンドウ」の販売を始めた。日持ちがいい八幡平市産の特長を生かし、産地でラッピングして店舗に直送。10日以内に枯れれば購入者への返金にも応じる。年内に4千束を関西地方に出荷し、「安代りんどう」のブランド力向上や販路拡大につなげる。

 販売するのは青、桃、白の3色を一束にし、品質保証カードを付けた商品。通常は段ボール詰めした花を仲卸に出荷するが、八幡平市安代地区の集出荷場でラッピングし、薔薇園植物場が経営する兵庫県と大阪府の小売店へ直送する。早ければ3日後には店頭に並び、週末限定販売とすることで品質保持に努める。

 関係者によると、生花の品質保証はキクやスターチスでも行っているが期間は3日~1週間ほどで、10日間は生花では珍しいという。品質を高めることでファン拡大を図るほか、異なる色のパック販売で、仏花のイメージが強いリンドウの用途を広げる狙いも。通常の出荷規格よりサイズが小ぶりな花を利用することで、これまで市場に出せなかったサイズの有効活用にもつなげる。

 8月29日に出荷し、31日から店頭に並んでいる。本年度は10月中旬までに計8回出荷。来年度以降も継続して取り組む予定だ。