【北海道安平(あびら)町で報道部・佐藤晋、刈谷洋文、石森明洋】北海道胆振(いぶり)東部地震で被災した安平町で、本県から派遣された自治体職員が住民の生活再建を支えるため奔走している。パートナー自治体を割り振る「対口(たいこう)支援」方式で、本県は新潟県と一緒に同町を重点支援。東日本大震災や2016年台風10号で被災した市町村からも職員が参加し「手を取り合って復興へと歩みたい」と献身を誓う。

 本県は罹災(りさい)証明書発行事務支援のため県、市町村職員計20人を交代で派遣し、現在は第3陣。28日は本県と新潟県、道内から派遣された職員が3人一組で家屋の被害認定調査をした。

 岩泉町税務出納課主任の長崎綾乃さん(31)は安平町追分(おいわけ)で調査。台風10号豪雨で岩泉町は全国から職員派遣を受けた。「古里が被災した痛みや悲しみ、罹災証明書の重要性は体感している。支援の恩返しをしたい」と点検を進めた。