農林水産省は27日、地域の農林水産物や食品を国がブランドとして保護する地理的表示(GI)保護制度で、本県から北上市特産の二子(ふたご)さといもを登録した。県内4件目で、野菜は初めて。GIマークを付けて販売でき、販路拡大やブランド力強化が期待される。

 市によると、赤茎が特徴の二子さといもは約300年前から品種改良せず栽培されてきた。貯蔵が難しい種芋の保存技術を伝承し、生産者が互いに種芋を融通し合ってきた。こくがあり、柔らかいものの粘りが強いのが特長だ。

 GIは地域で長年育まれた特別な生産方法で高い品質や評価を得ている産品を、知的財産として保護する制度。本県ではこれまで前沢牛(奥州市)、岩手野田村荒海ホタテ、岩手木炭の3品が登録されている。