花巻市の野球チーム、花巻こぶしクラブ(嶋隆一会長)は第34回全日本還暦軟式野球選手権大会(28日から、静岡県沼津市など)に出場する。8月の県還暦選手権で優勝し5連覇、今月の北日本大会でも優勝。チームは「全員野球で富士山の頂上に登ろう」を合言葉に、30回大会以来の2度目の優勝を狙う。

 「さあ行こう」「ナイスバッティング」。早朝の花巻市の中根子球場に元気な掛け声がこだまする。今月中旬、20人余りが参加した練習は約2時間。軽快な身のこなし、力強い送球、鋭い打球は60歳以上とは思えないほどだ。

 全日本選手権は都道府県の優勝チームが出場する最高峰の大会で64チームが出場する。こぶしクラブは6年連続15回目の出場で、メンバーは花巻、盛岡、奥州各市の27人。このうち、往年の野球関係者の語り草となっている2007年の秋田わか杉国体軟式野球成年で延長14回の熱戦の末に敗れて準優勝となったオール岩手の選手が4人所属する。