国内最大のクルーズ客船飛鳥Ⅱ(堤義晴船長、5万142トン)が25日、大船渡市の大船渡港に寄港し、市民挙げての歓迎で乗船客をもてなした。

 午前8時ごろ、同港の野々田埠頭(ふとう)で入港記念のオープニングアトラクションを実施。ショベルカーで操作する綾里大権現の迫力あふれる舞や大船渡商工会議所女性会が太鼓演奏を披露すると、船上から約1100人の乗客と乗務員から大きな拍手が送られた。

 埠頭には菓子や海産物など特産品販売コーナーも設けられ、地酒を買い求めた千葉県松戸市の男性(74)は「大船渡を訪れるのは初めて。入り組んだリアス海岸の景色が美しく、サンマを食べるのも楽しみ」と満喫した。

 飛鳥Ⅱは郵船クルーズ(横浜市)の自社クルーズで、同港には通算15回目、先代の飛鳥から通算すると33回目の入港。同日夕、同港を出港し次の寄港地である仙台港に向かった。