今年も音楽がまちにあふれ、思いが一つになった。盛岡市中心部で24日行われた音楽イベント、いしがきミュージックフェスティバル(実行委主催)。国内音楽シーンをリードするアーティストが熱い演奏を見せ、県内外の音楽を愛する人が最高の空間を楽しんだ。出演者、運営、聴衆それぞれが大事にするまちには、今年も優しさあふれる景色が広がった。

 全10ステージに94組が出演。岩手公園のメインステージではKen Yokoyama、BRAHMAN(ブラフマン)、10―FEET(テンフィート)、MONOEYES(モノアイズ)らが熱い演奏で観客を魅了した。

 メインステージのトップバッターは、盛岡市を拠点に活動する男子高校生4人組バンドThe Muddies(ザ マディーズ)。堂々としたパフォーマンスに聴衆は盛り上がった。地元の現役高校生バンドがメインステージに立つのは、同フェス12年目で初。

 聴衆は県内外から来場。友人7人で初参加した福島市の柔道整復師菅野雄介さん(31)は「大好きな音楽に包まれて自由な空間が広がっている。また来たい」と満足そう。同フェスは音楽による中心市街地の盛り上げを目的に2007年から行っている。今年も市内各地にステージが設けられ、まちは行き交う人でにぎわった。


 岩手日報社は24日、いしがきミュージックフェスティバルの会場で、同フェス12年の歴史を網羅した特別版「いしがきヒストリー」を販売した。25日からはインターネットで販売する。ブラフマンのトシロウさんや10―FEETのタクマさんのインタビュー、9年連続出演した横山健さんの語録などを掲載。16ページ、300円。「岩手日報社の本」のウェブサイトから購入できる。