本年度限りで閉校する葛巻町葛巻の吉ケ沢小(中村卓志校長、児童6人)は、創立140周年を記念する藍染め作品を制作した。同校では近年、児童が藍染めに取り組み、個別のシャツやハンカチのほか全校での共同制作も実施。閉校のため今回が最後となる作品には、140の数字の周辺に全校児童と教職員8人の手形をちりばめ、歴史と最後の一年の思い出を刻んだ。

 作品は縦約1・2メートル、横約1・4メートル。芳田綺華さん(6年)、芳田悠華さん(5年)、工藤大翔(まさと)君(4年)、滝沢慶次郎君(3年)、工藤竣君(2年)、東舘結心(ゆい)さん(1年)の6人が制作した。

 同校では2008年ごろから一戸町奥中山のサークル「アイをはぐくむつどい」(上田初子代表)とともに藍染めに取り組み、ハンカチなどを葛巻町のくずまき高原牧場の催しで販売。東日本大震災の発生後は、収益を田野畑村の田野畑小などに義援金として送っている。

 吉ケ沢小は1878(明治11)年に開校。本年度限りで閉校し、来年度からは小屋瀬小に統合される。