【ヒューストン共同】米大リーグは21日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)はヒューストンでのアストロズ戦に「4番・指名打者」でフル出場し、4打数で2三振するなど2試合連続の無安打に終わった。チームは3-11で敗れて3連敗となった。

 昨季、ワールドシリーズを初制覇したアストロズは、プレーオフ進出が決まった。

徹底した攻め、翻弄される

 【米ヒューストンで本紙特派員・小田野純一】気心が知れた元同僚の徹底した攻めに翻弄(ほんろう)された。エンゼルス・大谷翔平は、アストロズの捕手マルドナドの高め直球を中心とした配球に4打数無安打。直球にも強い長距離打者への意外な攻め方に苦しんだ。

 調子は悪くなかった。移動日なしでヒューストンに乗り込み、練習前は終始笑顔でチームのムードは良かった。アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークは左翼方向が狭いが、打撃練習では左中間362フィート(約110メートル)のはるか上に当たる特大弾を放つなど9本の柵越え。右投手相手に久々の本塁打が期待された。

 先頭打者で迎えた二回の第1打席は、相手の先発コールが全球直球勝負。4点リードで真っ向勝負を挑んだと思ったが、相手バッテリーは「試合前から直球中心と決めていた」。打者有利のカウントから空振り三振を喫し、出はなをくじかれた。

 第2打席は初球を狙い打ち。中堅へのいい当たりだったが捕球された。第3打席はスライダーを1球だけ挟まれたことで、真ん中に入ってきた直球を打ち損じた。第4打席はカーブに手が出なかった。