相次ぐ出走馬の禁止薬物検出問題で22日のレースを中止した県競馬組合(管理者・達増知事)は同日、23日の盛岡競馬場でのレースを予定通り開催すると発表した。当初は116頭が出走予定だったが、同組合の人的ミスでこのうち2頭の薬物検査ができず、陰性が確認できた114頭の出走となる。

 同組合は岩手競馬の出走馬2頭から筋肉増強剤「ボルデノン」が相次いで検出された問題を受け、所属する全733頭の出走前検査を順次進めている。

 23日は12レースを開催。出走予定の116頭の検査を終えているはずだったが、同組合の職員が第6レースに出走予定だったピンクソルト号と第10レースのフルネス号の検体を検査機関である競走馬理化学研究所(宇都宮市)に発送していなかったミスが22日に発覚したという。

 この2頭は23日は競走除外となり、検査結果は25日ごろ判明する。度重なる不祥事に、同組合の及川忠事務局長は「人的ミスでこのような事態を招き、重ねて深くおわびする」と述べた。