西武7-4ロッテ

 雨にも負けずエースの役割を果たした。西武の菊池雄星(花巻東高)は7回6安打9奪三振4失点で13勝目を挙げ、リーグ優勝へのマジックナンバーを「8」とした。

 初回は雨脚が強く、マウンドは泥沼状態。制球に苦しみ3点を失った。しかし、二回以降は本来の姿に戻った。悪条件下での修正力は見事だった。

 直球は140キロ台後半に達し、二、三回は4者連続三振。足元がぬかるむ中、足を高く上げるフォームではなく、クイックモーションに近いコンパクトなフォームから鋭い直球を投げ込んだ。「二回に(味方が)5点目を入れて、絶対逆転されてはいけないと思った」と気合を入れた。

 六回に失点し、なおも2死満塁のピンチを背負ったが、ここは直球勝負で切り抜けた。四回には通算投球回が千の大台に乗った。プロ9年目。積み重ねてきた経験を生かした。

(東京支社・斎藤孟)