【ロサンゼルス共同】米大リーグは18日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)はアスレチックス戦に「5番・指名打者」でフル出場し、2打数1安打、1得点で2四球だった。チームは9-7で勝った。

好機演出、打線けん引

 【本紙特派員・小田野純一】最近のエンゼルス・大谷翔平は、とにかくしぶとい。追い込まれてもファウルで粘り、左腕からも安打を放って好機を演出する。大谷がつなげば打線は活性化し、この日は9点を挙げた。打率3割へ、1打席1打席の結果が重要になる。

 第1打席の四球以外、全て追い込まれながら必死に食らいついた。第3打席は1-4の六回1死一、二塁の好機で回ってきた。相手は首位に4ゲーム差と負けられない試合で、たまらず左投手に交代。重要な局面で大谷も気合十分だった。

 2、3球目の甘い球を強振したがファウル。追い込まれた状況で、内角高め92マイル(約148キロ)の直球を詰まりながら左前に運び好機を広げた。寒さで少し手を痛がるそぶりも見せたが「つないだぞ」と言わんばかりにベンチを指さした。

 最近は左投手に対し、引っ張って打ち取られる打席が多かったが、第2打席も内角球を振り抜いて左飛。球筋を見極める意識を強めていた。

 第4打席は追い込まれてから、苦手の外角シンカーやスライダーを高校の後輩の千葉翔太(九州三菱自動車)のように引きつけてファウルで粘る。結局四球で出塁し、後続も続いて得点を挙げた。