県は19日、ツキノワグマの人身被害を防ぐため、住民に注意を促すよう全市町村に通知した。秋はキノコ採りなど入山機会が増え、冬眠前に餌を求めて人里に出没するクマもいるため、遭遇の危険性が高まるとして、注意を呼び掛ける。

 住民に対して入山時の注意を促すほか、クマが誘われる生ごみの適切な処理や、利用しない庭先の果樹を早めに摘み取るなど人里での対策の周知を求めた。

 県によると、本年度のクマによる人身被害は8月末現在で9件。山菜採りで野山に入った高齢者が被害に遭うケースが多い。県はクマの出没増を受け、本年度の狩猟期間(11月1日~2月15日)を半月延長した。