県内は手足口病やヘルパンギーナなど「子どもの夏風邪」が流行する時季となり、関係機関が注意を呼び掛けている。定点観測による1医療機関当たりの患者数(20~26日)は手足口病が県央で警報値(5人)を超える5・40人。ヘルパンギーナは9月まで流行が続く傾向で、例年秋から流行するRSウイルス感染症も既に要注意レベルにある。暑い時季は感染症に対して無防備になりがちで、専門家は手洗いなど予防の徹底を促す。

 県環境保健研究センターによると、保健所管内別の1医療機関当たりの患者数は、手足口病が県央で警報値を超え、ヘルパンギーナは久慈が5・00人、県央4・00人と警報値(6人)に迫っている。

 手足口病は手、足、口内にできる水疱(すいほう)が主な症状。ヘルパンギーナは突然の発熱と喉の奥にできる水疱が特徴だ。重症化すると髄膜炎や脳炎を発症する恐れがあり、頭痛や嘔吐(おうと)、高熱が続く場合はすぐに医療機関を受診する。喉の痛みで水分補給を嫌がるため、脱水症状にも注意が必要だ。