釜石市甲子(かっし)町の県立釜石病院の助産師による出前授業「伝えたい、生まれてきた喜び」は18日、同市の小佐野小(紺野綾子校長、児童298人)で行われた。5年生43人が講話や体験活動を通して生命の尊さを学び、思いやりの心を育んだ。

 助産師3年目の小山優さん(25)が、写真を交えながら仕事内容や赤ちゃんの誕生までの流れを説明。児童は重さ約3キロの赤ちゃんの人形を抱いたり、おなかに重りを抱えて妊婦の体験をして妊産婦の苦労や命の重さを実感した。小山さんは「わずかな確率で生まれた尊く貴重な命。自分のことも相手のことも大切にしてほしい」と呼び掛けた。

 植田杏奈さんは「赤ちゃんの人形は重かったが、抱っこすると笑顔になれた。家族が愛情込めて育ててくれたことに感謝し、命を大切にしたい」と誓った。