親子の防災マルシェ2018(実行委主催)は17日、北上市さくら通りのさくらホールで開かれた。子育て世代が普段の育児から実践できる防災を知る機会をつくろうと、地元の主婦や企業が協力して初めて企画。アレルギー対応の非常食や育児相談など親の悩みに応えるブースが並び、家族連れの来場者が非常時の備えについて意識を高めた。

 子どもが自由に遊べるキッズスペースを備えた会場は、災害時に役立つアウトドア用品や、食物アレルギーに対応した保存食の試食販売などのブースが出展。同市和賀町後藤の北良(笠井健社長)は水や電気、ガスを供給できる災害救援車両、トラックに浴槽を備えた「走る露天風呂」などを展示した。アウトドア防災ガイドのあんどうりすさんの防災講座も開かれた。

 花巻市のNPO法人まんまるママいわてのブースは、抱っこひもの結び方指導や育児相談を実施。1歳の長女と体験した北上市上野町の宮崎詩織さん(32)は「結び方を覚えておくと普段から役立つ。非常食も買い、いざというときのための備えの意識が高まった」と実感した。