【福井県で運動部・斉藤大樹】第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体2018」は17日、福井県立クレー射撃場などで会期前競技が行われ、本県はクレー射撃のスキート団体が通算244点で7位に入り、7年連続の入賞を果たした。トラップ団体は220点で40位。競泳は少年男女の3種目に出場したが、いずれも予選突破はならなかった。

 同日で会期前競技が終了。本県の男女総合成績(天皇杯)は冬季大会終了時の10位から16位まで後退した。

後半、意地の巻き返し

 総合7位で7年連続の入賞を果たしたスキート団体の岩手。一時は入賞圏外に順位を落としたが、3人がそれぞれ意地を見せて巻き返した。

 大会初日にアクシデントが起こった。66歳の監督兼選手、武内重人(しげひと)(京西電機岩手工場)が会場で転倒し、銃を握る左手薬指を負傷した。過去に全日本選手権を制したこともある実力者。第1ラウンドは、痛む手をかばいながらのプレーで得点が伸び悩んだ。

 第2ラウンドを終えた時点で21位に沈んだ。武内は「迷惑をかけた。なんとしても入賞しなければ」と奮起。第3ラウンドで武内が満点(25点)まであと一歩の24点、菊地健一(南岩手環境)は23点をマークし、5位に浮上した。

 最終ラウンドは最終射手の武内がチームトップの22点を出した。佐藤一将(かずまさ)(滝沢市役所)は全ラウンドを通じて21~22点と安定し、個人10位。菊地は大舞台の雰囲気と戦いながら我慢の射撃を続けた。

 (斉藤大)