山田町の山田八幡宮と大杉神社の例大祭を含む3日間の「山田の秋祭り」が15日始まった。東日本大震災後、ステージや出店が並ぶ「お祭り広場」は町の復興工事状況に合わせて場所を転々としてきたが、今年から同町中央町で整備中の中央公園(約8900平方メートル)を使用。震災から7年半たち、まちの形が見え始めた中心市街地で祭りばやしが鳴り響いた。

 お祭り広場の準備、運営は山田の魅力発信実行委(会長・阿部幸栄商工会長)が主催。15日はオープニング式典のえびすまきが行われ、阿部会長が「町内最大のイベントが始まった。ようやくお祭り広場の場所が定まり、うれしく思う」とあいさつした。

 ステージでは虎舞や八木節などの伝統芸能が披露され、同町山田の女性(83)は「仮設住宅に入った人、震災で住家が離れた人も集うので楽しみ。山田八幡宮のみこしが還御するところは圧巻だ」と胸を躍らせた。

 町が震災後新たに整備を進める中央公園は現在整地段階だが、祭りのために開放。年内の完成を目指し、遊具や樹木、トイレなどの整備を進める。祭りは来年から同公園で開かれる見通しだ。

 16日は山田八幡宮、17日は大杉神社の例大祭が行われ、みこしが町内を練り歩く。