西武11-5ソフトバンク

 ともに打点は100を上回る。西武の誇る3、4番が、2位ソフトバンクとの直接対決でその長打力を発揮した。3-2の五回1死一、三塁で浅村が左越えに3ランを放つと、4番山川穂高(富士大)はバックスクリーン左へ放り込む。続く栗山も中前にはじき返したところで千賀は降板。辻監督は「相手は絶対的なエースで難しいと思っていた。これは三つにも四つにも値する勝利」と相好を崩した。

 浅村は144キロの直球を捉えた。表の攻撃で1点差に詰め寄られていただけに、ベンチでは「うれしー。良かったっす、打てて」と珍しく感情をあらわにした。

 山川は初球、134キロの変化球を振り抜いた。さらに9-3の八回は2ランを放ち、両リーグを通じて40号一番乗り。沖縄の出身で、久米島から観戦に訪れた祖父と祖母の前で初の40本に乗せ「打てて良かった」と喜んだ。

 今カード3連戦の最初、まずは強力打線がソフトバンク投手陣を圧倒した。山川は「みんなソフトバンクを意識していると思う。何とかして勝ちたかった。こういう試合を続けられるようにしたい」と力強く話した。