西武10-5楽天

 西武の菊池雄星(花巻東高)は8回1失点で、12勝目を挙げた。今季、防御率5・09と打ち込まれていた楽天相手に2安打しか許さず、四死球はなし。失ったのは犠飛による1点だけで「勝たなければいけない思いが強かった。良かったと思う」と喜んだ。

 一回からエンジン全開だった。1番打者の田中に152キロの速球を続けて左飛に打ち取った。二回、藤田に初安打を許したが、続く内田を空振り三振。今季、思うように攻められなかった右打者の内角に、ためらうことなく武器のスライダーを投げ込んだ。

 打者への闘争心が戻ったきっかけは、同じ1991年生まれの4番山川穂高(富士大)の一言。前カードの試合前日に一緒に食事に行き「ストレートでもっと腕を振って来られたら嫌。打たれるはずがないと思って投げたらいい」と指摘された。強打者からの助言に「結果を考え過ぎていた」と目を覚ました。