岩手医大(小川彰理事長)が来年9月21日、矢巾町藤沢に移転を目指す付属病院の建設が進んでいる。構造体(躯体(くたい))が完成し、施工業者によると進行率は65%。周辺では交通の円滑化を図る道路改良が行われ、盛岡市内丸の現在地からの円滑な入院患者搬送に向けた協議も月内に始まる。本県医療の新拠点整備が今後加速する

 新病院は鉄骨造り11階建て、延べ床面積約8万6千平方メートル。病床数は千床。高さ約50メートルの躯体工事は7月に完了し、来年6月末の完成を目指して内外装や外構などを進める。建設費は約430億円。

 13日は県内建設関連業の女性向けに現場見学会が開かれ、約50人が参加。秋空にそびえる茶色の巨体を目の当たりにした八幡平市柏台の高福組上野千寿子総務部長(63)は「誰もがお世話になる可能性がある。完成が楽しみ」と期待を高めた。