【アナハイム共同】米大リーグは10日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)がアナハイムでのレンジャーズ戦に「5番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打1打点1得点、1三振1盗塁で8試合連続安打をマークした。

 同僚の田沢は2-5の九回に4番手で登板し、1回を1安打無失点、1四球で勝敗が付かなかった。チームはそのまま敗れ、4連勝で止まった。

「最後まで頑張る」

 左投手に苦しんできた姿は過去のものになろうとしている。エンゼルスの大谷は2人の左腕から複数安打をマークした。1週間前の「左の時は(打席に)立てない」との言葉は「右左は特に考えずに、その打席を大事にしたい」に変わった。

 先発のマイナーからは4日、メジャー初の左腕からの本塁打を記録していた。四回、スライダーを捉え、6試合連続長打となる右中間二塁打。すかさず「チャレンジするのはすごく大事なこと」と三盗を決め、1915年のジョージ・シスラー以来の同一シーズンでの「10登板、9盗塁」とした。

 七回2死一、三塁では横手投げ左腕のクラウディオから痛烈な打球で三遊間を抜く適時打を放った。打率2割9分4厘と3割が見えてきており「いい形で(打席に)入れている」と振り返った。

 この日、地区優勝の可能性が消滅したチームに対し、個人では今季2度目の週間MVPに選ばれ、新人王争いでもアピールした。「まだ終わっていないので、しっかり最後まで頑張りたい」と残り18試合での全力プレーを誓った。

(アナハイム共同=松下裕一)