シンガポールと2020年東京五輪・パラリンピックで「復興『ありがとう』ホストタウン」となっている陸前高田市が、音楽を通じて交流を深めた。同市の和太鼓グループ氷上共鳴会(25人)が、シンガポールで開かれた和楽器コンサートに参加。勇壮な音色で聴衆を魅了した。

 コンサートは、同市が生産・製造を目指しているピーカンナッツを通じて同市と連携協定を結んでいる製菓会社サロンドロワイヤル(大阪市、前内真智子社長)が主催。

 今月2日にシンガポールの日本人会オーディトリアムで開かれ、氷上共鳴会はメンバー9人で「七夕祭りばやし」など3曲を約80人の前で披露した。

 同会の鈴木武幸会長(69)は「シンガポールはとてもきれいな国との印象で、勢いのある演奏が喜ばれてうれしかった。東日本大震災での感謝をさまざまな形で恩返ししていきたい」と笑顔を見せた。