【北海道厚真(あつま)町で報道部・太田代剛、八重樫和孝、小林智秀】北海道胆振(いぶり)東部地震で犠牲になった同町幌里(ほろさと)、林崎(りんざき)清五郎(せいごろう)さん(87)、タケさん(83)夫妻が、ともに久慈市夏井町の出身だったことが遺族らへの取材で11日分かった。同地震による本県出身者の犠牲者判明は初。

 遺族によると清五郎さんは約70年前、父の故・又吉さんらと一家そろって厚真町へ移住。数年後に幼なじみのタケさんと結婚した。

 6日未明の地震直後、家族4人がいた自宅そばの山で大規模な土砂崩れが発生。大量の土砂が流入し、1階で寝ていた清五郎さんとタケさんが犠牲になった。2階にいた長男と1階の別の部屋にいた長女は無事だった。同日のうちに夫妻の遺体が見つかった。