盛岡市で開かれたNIE全国大会盛岡大会初日の7月26日、盛岡商高と盛岡白百合学園高の学校新聞を担当している生徒21人は号外「イーハトーヴNEWS」を発行し、会場の盛岡市民文化ホールで配布した。

 イーハトーヴNEWSはブランケット判2ページで、1面に大会開会の速報と「今考える、新聞の存在意義」と題したコラム、2面には両校で行った新聞に関するアンケートを基にメンバーが7月中旬に開いた座談会と、全国大会座談会の司会を務めたIBC岩手放送アナウンサーの村松文代さんのインタビューを掲載した。

 盛岡商高1年の岡田すずさんは「初めての体験で不安だったが、自分たちが作った紙面を全国から集まった人が関心を持って読んでくれてうれしかった」と笑顔。

 盛岡白百合学園高3年の伊藤瑞希さんは「取材を通じた多くの人との触れ合いや本格的な編集作業、他校との交流で視野が広がり、刺激になったと感じている」と振り返った。

 号外を受け取った長野県松本工高の有賀久雄教諭(59)は「限られた時間の作業の中で、全国の人に読んでもらうための新聞作りは、高校生にとって達成感が大きく意義深い。紙面の出来栄えもいい」と感心していた。

 メンバーは今年1月、本社記者の助言を受け活動を始め、岩手日報紙面に2度記事を掲載するなど「訓練」を経て本番に臨んだ。