2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場となる釜石市鵜住居(うのすまい)町の釜石鵜住居復興スタジアムは19日、オープンした。ラグビーの記念試合や多彩なイベントを繰り広げ、真新しい観客席を埋める約6500人が東日本大震災からの「復興のシンボル」完成を祝った。

 青空の下、イベント「リポビタンD 釜石鵜住居復興スタジアム オープニングDAY」が開幕。キックオフ宣言で、釜石高2年の洞口留伊(るい)さんは「日本中の釜石を愛する人たちと、世界中のラグビーを愛する人たちと祝い、そして感謝したい」と語った。

 釜石シーウェイブスRFCとトップリーグのヤマハ発動機が迫力ある記念試合を披露。かつて7年連続日本一を達成した新日鉄釜石と神戸製鋼のOBも熱戦を繰り広げた。人気ダンス・ボーカルグループEXILE(エグザイル)と岩手、福島両県の中学生のパフォーマンスにも会場は沸いた。

 アジア初開催の19年W杯は20カ国・地域が出場し、来年9月20日~11月2日に全国12会場で計48試合を予定。同スタジアムは6千席のほか仮設の約1万席を増設し、同9月25日と10月13日に試合を行う。