東日本大震災からの復興へ歩む姿を内外に伝える三陸防災復興プロジェクト2019(実行委主催)のプレイベントは18日、釜石市大町の市民ホールTETTO(テット)で開かれ、来年8月にかけ展開する一連の催しがスタートした。「世界にあの日の惨禍を伝え、支援への感謝を届けたい」。参加した地元高校生らは思いを持ち寄り、高らかに決意表明した。

 大槌高復興研究会(149人)の生徒7人が活動発表し、震災後の古里の状況を報告。市内外から来場した約700人に「震災を伝え続けたい」「感謝を忘れず、大切に活動していく」と熱意を訴えた。

 被災地に歌を届け続ける歌手の平原綾香さんはミニライブで「ジュピター」など4曲を披露。最後は出演者と来場者が心を一つに「翼をください」を合唱。古里再興への願いと希望を共有し会場は一体感に包まれた。

 プロジェクトは19年6月1日~8月7日の計68日間、本県沿岸12市町村と住田町で催す。ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催や、陸前高田市に整備が進む震災津波伝承館の開館など国内外の注目を集める年に、防災や減災をテーマとしたシンポジウムや、伝統芸能や祭りを集めたイベントなどを繰り広げる。