県立産業技術短期大学校産業デザイン科2年の安保(あんぼ)星奈(せな)さん(19)=八幡平市沢口=は、第13回若年者ものづくり競技大会のグラフィックデザイン職種で最高賞の金賞、厚生労働大臣賞に輝いた。課題で作製したイベントのチラシやロゴデザインが高く評価された。安保さんは「仲間と励まし合い、特訓してきた成果が出せた」と喜び、来年8月にロシアで開かれる世界大会に向けて意欲を高める。

 厚労省、中央職業能力開発協会が主催。1、2の両日、金沢市で開かれ、同職種には全国から19人が出場した。同市を世界にPRする架空のイベントのチラシやウェブ画像、ピンバッジなどをデザインする課題に取り組んだ。

 安保さんは、加賀友禅や漆塗り、金細工など金沢を代表する工芸品をモチーフにしたデザインや画像を効果的に使用。チラシの文章は伝えたいことを優先して配置するなど工夫した。

 来春、盛岡市の企業でウェブデザインの仕事に就く予定の安保さん。世界大会に向けて「世界の人との交流も楽しみながら、気持ちで負けないよう臨みたい。将来は人をワクワクさせるデザイナーになりたい」と夢を広げる。