英語力向上とグローバル人材の育成を目指す英語合宿「イーハトーブ・キャンプ」(県教委主催)の上級コースは10日までの3日間、滝沢市の国立岩手山青少年交流の家などで開かれている。中高生が本県の北上山地(北上高地)が建設候補地となっている国際リニコライダー(ILC)について英語で学び、理解を深めている。

 中高生38人が参加し、合宿中の講義や説明、質問などは全て英語で実施。2日目の9日、生徒は盛岡市の県先端科学技術研究センターを訪れ、県の植野歩未(あゆみ)ILC推進課長が、ILCの仕組みや役割などを英語で解説した。

 生徒は「見えないのに粒子の存在が分かるのはなぜか」「建設による負の影響はないのか」などと英語で質問。一関一高1年の長屋凜さんは「質問に必要な専門の英単語が難しい」と実感。西和賀高1年山鼻涼さんは「ILCを英語で学ぶいい機会にしたい」と充実した表情で語った。