【東京支社】政府の日本学術会議(会長・山極寿一(やまぎわじゅいち)京都大総長)は26日、都内で幹事会を開き、国際リニアコライダー(ILC)計画の見直し案に関する検討委員会の設置を決めた。ILC計画を推進する国内外の研究者は日本政府に対し、年内の態度表明を促しており、国内誘致の可否を見極める検討作業は大詰めに入る。

 検討委は家泰弘・日本学術振興会理事、米田雅子慶大先導研究センター特任教授ら10人で構成。関係者から意見聴取し、学術全体における計画の位置付けや国民や社会に対する意義、費用対効果などを審議する。

 委員会の下に技術検証分科会(7人)を設置し、大型実験施設の技術的成立性や経費算定、経済的波及効果、環境影響評価について検証する。