県北バス(盛岡市、松本順社長)は、106急行バスで宮古市産の夏季イチゴを盛岡市へ輸送する新たな事業を16日スタートする。夏のイチゴは希少価値があり、菓子業者の需要は高いが、少量の輸送手段確保が難しかった。産地と購入業者双方の課題を解消する試みとして注目を集めそうだ。

 イチゴは宮古市津軽石の「いちご農園 夏いちご」(花坂成実(なるみ)代表)がハウス栽培するもので、洋菓子店タルトタタン(盛岡市、小松豊社長)がケーキ用に購入する。

 花坂代表が週3回程度、約20箱を農園近くのバス営業所に持ち込み、保冷バッグに入れて106急行バスの業務用トランクに収容。約2時間後、タルトタタン本店(盛岡市八幡町)の従業員が店近くの停留所で受け取る。輸送は10月ごろまで続ける。