大船渡市の吉浜中(村上誠校長、生徒35人)は、県内の小中高で初めて人型ロボット「ペッパー」を使ったプログラミング教育を始める。ペッパーは、大船渡に縁がある東京都内の起業家の善意で届けられた。10日は同校で入校式を行い、生徒たちは楽しみながら論理的思考力や問題発見、解決力の向上を目指す。

入校式で、生徒が「吉浜中に来て楽しみなことは」と質問すると、ペッパーは「プログラミングの授業。早く仲良くなりたいのでたくさん一緒に遊んでね」と回答するなど生徒たちは「転校生」との初めての会話を楽しんだ。生徒たちはペッパーの動きに関するプログラミングを学ぶ。

 同校でのペッパーを活用した教育は、起業家の斉藤圭祐さん(29)=東京都=が子どもたちに学ぶ場や挑戦する場を与えようと立ち上げた「未来の主役プロジェクト」の一環。斉藤さんは、子どもの学びに関する活動を行う同市の2人の起業家との出会いが縁で、ペッパーを同校に届けることを計画し、インターネット上で不特定多数から資金を募る「クラウドファンディング」を活用して資金を調達した。