西日本を中心とした豪雨被害を受け、県内で9日、被災地支援の動きが始まった。東日本大震災の復興支援へ恩返ししようと、児童や団体が物資や人的支援を模索。広範囲に及ぶ被災地の力になるため、県民が感謝の気持ちを込めて支援に向かう。

 「お小遣いを募金する」「手紙で思いを届けられる」。宮古市の田老三小(高橋淳子校長、児童19人)の5、6年生4人は同日、甚大な被害があった愛媛県西予(せいよ)市への支援方法を考えた。10日の全校朝会で募金活動や手紙を提案し、活動を本格化させる。

 遠野市社会福祉協議会(臼井悦男会長)は9日、被災地NGO協働センター(神戸市)の要請を受け、タオル2400枚と土のう千袋を発送。菊池文正常務理事(60)は「かつての支援の恩を少しでも返したい」と心を込めた。

 県内のNPO法人などで組織する「いわてNPO災害支援ネットワーク」は同日、現地に活動拠点を設け、スタッフ数人を派遣する方針を決定。構成団体のNPO法人遠野まごころネット(臼沢良一理事長)は8日からスタッフ1人を中国地方へ派遣した。